設備機器の調査診断

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戸建の給水管は、水道本管から直結して給水されていますので機器類は何も無く、特に維持管理に気をつけるものはありません。ただし、立地条件や周囲の環境の変化により、給水圧力に影響を受けることがあります。水圧が変化する場合には、水道局への問い合わせや、専門業者の調査が必要です。排水については、排水口からボコボコ音がしたり、排水に時間がかかるようだと排水トラップか管内の清掃が必要な時期だといえます。特に排水トラップ部分は詰まりやすいので、こまめな清掃が必要です。
また、排水トラップは虫や臭気の防止のためにも重要ですので、外したまま使わないようにしましょう。蛇口については、定期的に、パッキンの劣化、サーモスタット機能のチェック、配管接合部の漏水・緩みのチェックが必要です

 設備配管の種類
給水管 鉄・ステンレス・樹脂など
給湯管 
排水管 塩ビ
排水枡 既製コンクリート・塩ビ

現れる劣化現象
給水・給湯関連 床下漏水・給湯器接続部分漏水・食洗器接続部分漏水・キャビネット内漏水・トイレの漏水・水栓からの漏水
排水関連 床下漏水・キャビネット内漏水・排水枡内の詰まり
※給水メーターの作動確認を行う
住宅診断|床下配管漏水床下の給水管と思われる配管からの漏水です。土間は土で周囲の含水率は99.9%。湿潤状態です。このような場合は、家内部の水栓を閉めても水道メーターがゆっくり回っている可能性があるので確認しましょう。
住宅診断|排水管からの漏水 洗面室の洗面台下部排水管からの漏水です。パッキンの劣化による可能性があるので交換をお勧めします。
住宅診断|床下漏水床下の給水管、及び排水管からの漏水。給水管から漏水により、土台が常に濡れた状態です。放置すると腐蝕の原因になります。床下の湿気が常に高く、カビの原因にもなります。尚、ここで重要なのは、このような床下漏水は新築物件でもありうるということです。
住宅診断|排水枡 外部排水枡はよほどのことが無い限り新築時より点検されることはないでしょう。コンクリート系ですとジョイント部分から雑草の根の混入などにより排水を詰まらせることがあります。1年に1度程度は排水枡の点検をお勧めします。
住宅診断|水道メーター 手軽に漏水確認を行う方法として、給水メーターの作動状況を確認する方法があります。すべての水栓を閉めた状態で写真の赤枠内の銀色の回転部分が僅かに回るようなら、メーター部分を水が通過している証拠。但し、漏水が僅かの場合は反応しない場合もあるので、あくまでも目安としてください。
住宅診断|コンセントコンセントアースの点検です。キッチン、洗面室、トイレなど、稀にアースが結線されていない場合もあるので、特に洗濯機置き場などは注意して点検しましょう。緑のランプが2か所点灯で以上ありません。
住宅診断|換気扇ダクト普段はあまり目にすることが無い浴室の天井裏です。ユニットバスではほとんど天井点検口が付いています。浴室の換気扇ダクトが外れている状態を想像以上に見てきました。ダクトそのものが設置されていないケースもあるようです。職人さんの職分でのボタンの掛け違いが思いのほか起こるようです。ここは、新築物件でもチェックポイントです。
住宅診断|防臭パッキンキッチンシンク下部の排水管です。ホースと排水管は防臭のためパッキンで隙間を塞ぎます。防臭パッキンが取り付けてないと臭くなりますよ。
住宅診断|水栓からの漏水洗面の水栓からの漏水です。お住まいになっている方は当然気づいていらっしゃるんですが、住宅診断ですから調査します。パッキンは消耗品なので定期的に交換しましょう。